維仁茶坊的 鹹豆漿(シェンドウジャン)の作り方

台湾では、朝ご飯専門の店(早餐店)が数多くありますが、特にオススメは豆乳のお店です。

「◎〇豆漿」とか「豆漿〇〇」とかいう 豆漿(豆乳) の専門店がいっぱいありますから

是非、挑戦してみて下さい。朝は5時頃からやっている店も多いですよ。


台湾の豆乳は、日本のものとは口当たりと風味がかなり違っていて

スッキリなめらかな印象です。豆臭さもありません。

特にオススメのメニューは

温かな豆乳に醤油や酢、干しエビ、ザーサイなどを加えて、おぼろ豆腐のようなスープにしたててある

鹹豆漿(シェンドウジャン)です。


・・・滞在中、毎朝これを食べていると言っても過言ではありません。


日本では台湾のようなスッキリした口当たりの豆乳が手に入りませんし、

中に良く入っている中華揚げパン(油條)もないので完全再現とはいきませんが・・・

我が家のレシピを紹介します。


材料

無調整豆乳    200ml

純米酢     小さじ1 無ければ穀物酢

香醋      小さじ1 普通の黒酢でもOK

醤油      小さじ1 我が家はお決まりのかめびし醤油

ザーサイ   小さじ2程度

干しエビ     ひとつまみ

青ネギ         適量

仙台麩          1枚

ラー油     お好みで


材料群はこんな感じです。

油條の代わりに仙台麩を使いますが、正直、無くても大丈夫です。

使う場合、厚みがあると口当たりが悪いことがあるので

半分にスライスして薄くしておきます。


作り方

器はあまり深すぎず、少し広めの口のものをオススメします。

・・・豆乳を注いで酸と反応させる際に、浅めの器の方が上手く混ざってきれいに固まります。

器に酢・醤油・刻みザーサイ・干しエビを入れておきます。

豆乳を火にかけて温めますが

焦げ付きやすいので、テフロン加工の鍋かフライパンで

耐熱ベラなどで底をきれいに攪拌しつつ弱火で温めます。


沸騰させると分離してしまうので、なるべくゆっくり加熱して

90〜95℃まで温めます。

仙台麩を加える場合には

固まってしまった後に加えると、なかなか麩がしんなりしてくれないので

火から下ろす瞬間に加え

調味料を入れておいた器に温めた豆乳を一気に注ぎます。

・・・注いだら、決してすぐには混ぜず、酢の作用で固まるのを待ちます。

10秒もすると明らかに寄せ豆腐のような印象に変化してきます。

最後に刻んだネギと

お好みでラー油をかけて完成です。

腹持ちも良く

満足感のある朝ご飯になりますよ〜

是非、お試しを。

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皆さんにとっての台湾経験を0から1に変えることができるきっかけになれば幸いです。

                                         店主敬白  

weiren tea 維仁茶坊(ゆいじんちゃぼう)

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