通関の話 その3

検疫の書類を事前に準備する

このブログを書いていて、まだまだ準備の話・・・

いったいどこまで続くのでしょうか?(笑)


またまたおさらい

手順としては


ボンドに入れる⇒検疫⇒厚労省のお墨付き⇒税関での輸入申請⇒関税の支払い⇒ボンドから出せる⇒輸入完了!


で、とりあえず検疫を通さなくてはいけません。


検疫に必要な書類は厚労省のHPに書かれています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144562.html


維仁茶坊の場合、セントレアを利用するので担当は中部国際空港の検疫所という事になります。

そこで、何度も電話で質問・・・(検疫所の方、本当にお世話になりました)


結局、台湾からのお茶の輸入の場合、生葉でなければ

  • 食品等輸入届出書
  • 原材料及び製造工程に関する説明書

の2点のみ(前回も書きましたが残留農薬検査については輸出側の検査終了でOK)


1週間前からFaxで受け付けてもらえるとの事だったので、とりあえず書いたものを提出。

今思うと、恥ずかしいくらい間違いだらけの書類でしたが・・・


当然のことながら、電話で修正のご指摘をいただき、

何度も修正しては電話で教えていただく・・・の繰り返し。

・・・学生時代のレポートのようです。


ここで、初めて分かったのですが

製法・品種が違えば全てに関してそれぞれの書類を用意しないといけない

ということでした。


もしかして・・・

畑ごとにコレを出さなくてはいけないの???

と聞いてみたところ・・・


茶葉に関しては地区が同じで製茶場(最終製品の完成場所)が同じならOK

・・・この点に関しては僕の場合だけかもしれません。個別に違うようです。


というお返事。

ま、最初だし、

初回の輸入は1品目に絞ろう。。。


初めての輸入に旅立つ前日に

FaxでOKのお返事をいただき、いよいよ出発準備完了です。


ちなみに、検疫も関税支払いも全てINVOICEがベースになります。

ですので

手続きの際は届出書とインボイスは絶えず携行する必要があります。


次回、実際にやってみた編


weiren tea 維仁茶坊(ゆいじんちゃぼう)

皆様の台湾茶や台湾に関する経験の0を1にするお茶屋を目指しています。フォローしていただけると、励みになります。是非ともフォローをお願いします。