水出し茶の作り方
少しずつ暖かくなり
冷たいお茶が恋しい季節になってきましたね。
今までに冷茶の作り方をいくつかご紹介しましたが、
茶葉によって向き不向きがあります。
【水出しにあまり向かないもの】
向かないというより味わいが淡くなりすぎてポテンシャルを引き出しにくいと言った方が良いかもしれません。まぁ平たく言うと「もったいない」という事です。
・清香系
凍頂烏龍茶 清香
阿里山 金萱
杉林渓
などの清らか系は、水出しにすると爽やかな印象になるものの特徴が出にくくなってしまいます。清らか系の水出しをお好みの方には、比較的味がしっかり出やすく、お手頃な【四季春】をオススメしています。
【水出しに向くもの】
・焙煎系
凍頂烏龍茶 炭香
凍頂烏龍茶 伝統(紅水醇香)
焙煎香は水に抽出されやすいため特徴が出やすく、丸みを帯びた味になる印象です。甘味も充分に引き出されるため、これらで水出しを作るとまさに甘露となります。
・蜜香系
貴妃蟬涎茶
最もオススメするのがこれです。
苦みを抽出しないようにするには湯温の調節が難しい貴妃蟬涎茶ですが、水出しにするとその心配がなくなります。
蜜香のニュアンスも柔らかな印象になり、なめらかな喉ごしと共にフワッとわき起こる香りを楽しめます。
水出し茶の基本レシピ
水100mlに対して茶葉1g
この比率で水の中に茶葉を入れてください。
最初の2時間ほどは室温に置いておいた方が茶葉の開きが良くなります。
室温に置いて茶葉がなじんだら
軽く一度混ぜてから
冷蔵庫の中で6~8時間ほど冷やしてください
その後、茶葉を濾して完成です。
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0を1にすることを目指すお茶屋が、
皆さんにとっての台湾経験を0から1に変えるきっかけになれば幸いです。
店主敬白
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