維仁茶坊的 下水湯(シャースェタン:鶏モツスープ)の作り方

台湾の夜市を歩いていると

【下水湯】

という看板を掲げる店が必ずあります。

下水のお湯??

最初はナゾ過ぎて、絶対に近付いてはイケないものと思っていました。

まぁ、【湯:タン】がスープということが分かってからは

下水って何かな・・・って考えるようになりましたが。


その答えは砂肝などの鶏モツの事です。


ガチョウ専門店で初めて食べた下水湯 美味かったなぁ〜〜以後、虜。

ショウガの効いた、淡黄色に澄んだ滋味深いスープ

身体も温まり、元気になりますよ。

しかも、簡単!


材料(4人前)

砂肝 3~4枚(6~8片)

鶏肝 3~4枚

鶏ハツ 3~4個

*鶏モツはなるべく新鮮なものを手に入れましょう。

我が家はいつも鶏肉専門店で購入しています。

水  1000ml

ショウガ 30〜40g(千切り)

長ネギ  30cm(千切り)

酒  大さじ4

塩  小さじ1


砂肝は真ん中で2片にわけ5mmほどのスライスに

鶏肝も同程度の厚さの輪切りに

鶏ハツはタテに4分割しておきます。

レバーが苦手という方は

砂肝と細かく切った鶏モモ肉でもOKです。

ハツや鶏肝の血管内には血の塊がいっぱい詰まっています。

コレが臭みや濁りの原因なので

ボールの中で静かにもみ洗いしながら

一つ一つ丁寧に血の塊を取り除きます。

この下準備の丁寧さが味を決めると言っても過言ではありません。

・・・砂肝はサッと洗うだけでOK


これくらいキレイに下処理をしておきましょう。


鍋に湯(分量外)を沸かし、下処理した鶏モツを入れ再沸騰させます。

30秒ほど湯通ししたら一旦ザルに取り

ボールの水で軽く洗って汚れを取ります。


鶏モツを鍋に戻し

水、ショウガ、酒を入れて火にかけます。


煮立ったら火を弱め

出てくるアクを丁寧にすくいます


アクが出なくなったら、塩で味を調え、ネギを入れて完成です。


とっても簡単。。。

是非お試しを。

こちらは、味見をしたときのネギ無しバージョン

スープの色味がよく分かります。

味付けは塩だけで、優しい味に仕上がります。


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                                    店主敬白

weiren tea 維仁茶坊(ゆいじんちゃぼう)

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