【夏にオススメ】冷茶の煎れ方 その1

暑くなってくると冷たいお茶を飲みたくなるものですよね。


喉ごしがスッキリとしていて爽やかな花香がある台湾茶は

暑い日にうってつけのお茶です。


オススメする冷茶の作り方は

  1. 水出しでの冷茶
  2. ヤカンで一気に作る麦茶式

の2種類です。



今回は「美味しい水出し茶」の作り方を紹介します。


水出し茶を作る場合、後々の掃除を考えると広口のビンで作る事をオススメしますが

特にオススメしたいのは

3coins で売っているこのボトルです。


容量は500mlで、持ち歩くにも便利(ただしパッキングはついていないので横にはできません)

しかも簡単に取り外せる中栓がついています。


・・・冷茶を直飲みするときにかなり役に立ちます。


そして、もう一つ、

袋の底に残りがちな小さな茶葉(葉くず)があると更に美味しくできます。

どうしても、袋の底には葉くずが溜まりやすくなりますが、

これを普通に熱湯で煎れると若干苦みが強くなってしまします。

ところが、水出しにすると、とても味の厚みがあるお茶になります。


ですから・・・我が家では、残り少なくなった袋の茶葉はいつも水出しにしています。


500ml の水出し茶を作るには、茶葉が少し多めに必要です。

目安としては7〜10g程度です。


ザックリ言うと

カレースプーン1杯が約5gですので、写真の量で10gです。

これを先ほどのボトルに入れて

水を注ぐだけ。。。

後は冷蔵庫で一晩置けば

爽やかな香りと喉ごしの水出し冷茶ができあがりです。



一旦、茶葉が開きはじめると、短時間で抽出できるため

半分飲んだら冷水を足して数時間冷蔵庫に入れておくと

再び美味しい冷茶になります。


ただし、茶葉を浸漬した冷茶は傷みやすいので、1日で飲みきるようにしてください。


水出し茶は

爽やかな花香と喉ごし が特徴ですが

全体的に味が丸くまとまった印象となり

茶葉の “個性” を感じにくくなる傾向があります。

そのため、あまり高級茶葉を使っても、そのポテンシャルを生かし切れない可能性もあります。

・・・とはいえ、杉林溪の冷茶は爽快感が全くの別格です。

水出しでたっぷり飲みたい!と言う方には、コスパに優れた維仁茶行の四季春茶をオススメします。

茶葉の発酵による味の厚みや焙煎香、茶葉のもつ甘みを感じる冷茶を飲みたい方には

ヤカンで一気に作る麦茶式 をオススメします。

その方法についてはまた次回ご紹介します。



weiren tea 維仁茶坊(ゆいじんちゃぼう)

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